2014年1月30日木曜日

予約前にちょっと冷静になってX-T1の物足りない点

フジのX-T1が発表されて,はや1日。一度冷静になって,X-T1のイマイチなところも勇気を出して直視してみます。


いちばん物足りない点といえば,ISO200シャッタースピード1/4000秒の件。

ISO200でしょ?1/4000秒でしょ?もしXF56mmF1.2Rなんかで日中に撮るとなると,
もうね,NDフィルター必須っす。

シャッターユニットは部品としてコストが高いだろうから,1/8000秒は見送られたかもしれない。だとしても,せめて,拡張ISOではなく,ベース感度がISO100であって欲しかった。実質的にISO200で問題が無くても,フィルムメーカーなんだし,ISOぐらいはこだわって欲しかった。スローシャッター的にも,低感度が欲しかったりするしね。

てか,マイクロフォーサーズのカメラなんかもベースがISO200だったりしますが,これってどんな理由があるのでしょうか?

「ISO200に比べてISO100は階調が失われやすい」なんて話を聞いたこともあるんだけど,もしそれが事実なら,少しは心の整理がつけやすくなりますが,本当のところはよく知りません。

あと,三脚穴が光軸からずれているのは,もうちょっとだけなんとかならなかったものか。X-T2ではきちんと対応してそうだけど。

GPSは,どうやらスマホ経由で位置情報を埋め込めるようだけど,ちょっと面倒くさい。

Fnボタンが少し押しづらそう。

FUJIFILMのロゴが,ちょっとイマイチ。

ハンドグリップ,ぶっちゃけダサい。

現時点では防塵防滴レンズが無い。けど,いずれ解消予定。

カールツァイスTouit2.8/50Macroが,日本でいつ発売されるか分からない。

サードパーティレンズが少なすぎ。これからも期待薄だし。

とにかく,X-T1最大の弱点は,ISO200で1/4000秒のボディが,定価15万もしちゃうところ。ISOとSSは根幹部分だからね。さすがに「気にしない」って事にはできない。