E-M10のグリップはまずまず良い方ではありますが,ちょっと重たいレンズを付けていると,もっとしっかりとしたグリップ感が欲しくなります。
装着/取り外し
楽チンです。取り付ける際に,六角レンチなどの工具は必要はありません。三脚穴に台座をネジこんで,その台座にグリップ部をパチンとハメ込むだけ。5秒程度です。
外す場合も,底面のツメをずらせば,すぐにグリップ部が外れます。グリップを外した状態なら,バッテリーやSDカードの入れ替えが可能です。
なお,グリップ部の底面には三脚穴がありますので,装着したままでも三脚に付けられます。
握ってみた感触
僕は手が小さいので,ちょうどジャストサイズ。なので,手が大きい人には,もしかしたら厚みが物足りないかもしれませんね。
自然な握り方ができるようになり,全体的にバランスが良くなったように思います。小指で握る場所ができ,中指が三角環に当らなくなったのが嬉しい(これ,けっこう不満だったので)。
右手だけで持った場合は,グリップ無し状態より,親指にかかる負荷が増えたような気がします。
常時装着について
小指と中指がだいぶ救われるので,常に装着させたいところです。
ただ,下駄を履くような形なので,全高が2cmほど高くなってしまい,E-M10の携帯性が損なわれてしまいます。なので,日常的に付けっぱなしにするのは難しいですが,本気撮りで出掛ける日は付けっぱなしで良いかと。
お値段
ヨドバシで6,000円前後だったかな。こうしたアクセサリーがオプションで用意されている分だけマシですし,費用対効果には納得感があるのですが,ナゼかちょっと釈然としないんだよなー。
バッテリーといい,ボディーキャップレンズといい,ゆーざーえくすぺりえんす?を小出しにされているように感じてしまう。なんというか,つまり,オリンパスに貢がされている感覚。