2014年5月2日金曜日

ついに発表されたソニーα77後継機「α77II」についての第一印象

OM-D E-M10の事ばかり書きまくっている僕ですが,α33とα57のソニー製カメラ二台を使っているソニーユーザーなのですよ,実は。

そして今日,気になる発表がありました。α77後継機α77II」です!
いやー,待たされましたねぇ。2年半以上も待たされた後継機ですから,けっこう期待してました。

α77から正統進化したカメラに仕上がっているようです。その反面,面白味に乏しいカメラとも言えてしまうので,α77IIに何を期待していたかで,評価がガラリと変わりそうです。

僕の感想ですが,ソニーは毎度毎度飛び道具を繰り出してくる傾向があり,正直に言ってしまうと,飛び道具の連発にむしろ飽きてました。α77IIについては,道具としての熟成を期待していたので,今回のバージョンアップは全体的に好感を抱きました。

一番気になっていた高感度については「20%改善」とのことですが,これはちょっと物足りない印象です。

DxO MarkによるLow-Light ISOでは,α77はISO801という評価。この値は今や,マイクロフォーサーズであるE-M10のISO884を下回る数値となっています。IS0801から20%向上というと,α77IIはISO960ぐらい? うーん・・・APS-Cとマイクロフォーサーズの面積差を考えると,この値はやっぱり物足りない。

α6000の画質がなかなか良いみたいですから,やはりトランスルーセントミラーの影響が,かなり大きいのでしょうか。