で,E-M10に装着されていたパンケーキズーム M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ が,なかなか良さそうなレンズでした。撮った画像を持ち帰れないので,レンズの描写については何も言えませんが,使ってみた感想を少し。
僕が触ったのはシルバーでしたが,期待していた以上に質感が良ったです。キラキラしてます。シルバーボディのE-M10よりも,キレイなシルバーです。おそらく鏡筒はプラスティックだと思うのですが,安っぽさはありませんでした。
電動ズームにはちょっと抵抗があったのですが,実物を使ってみると,そんなにイヤなカンジはなかったです。ローレットの手触りが良かったからかな。
ズームリングのローレットが3段で細かく刻まれていて,指のひっかかりも良く,感触も良いです。薄いレンズなので,こうした作り込みはうれしい。
17mmF2.8とほぼ同じ厚みです。この薄さで,14-42mmの焦点距離をカバーしているのは驚き。明るさは負けますが,描写の差が小さいようなら,17mmF2.8よりもED 14-42mm F3.5-5.6 EZの方が良いかも。また,17mmF2.8ではローレットが大きく単純で,デザインに少し古さと安っぽさを感じますが,ED 14-42mm F3.5-5.6 EZは高級感があります。
けっこう被写体に寄れました。テレ端の最短撮影距離が25cmということですが,実感としても「これぐらいは寄りたいなぁ」と思うところまで,しっかり寄れました。この最短撮影距離なら,料理撮りなどのテーブルフォトなら充分に対応できると思います。
このレンズでここまで寄れるなら,発売キャンペーンでマクロコンバーターレンズMCON-P02を貰っても,使わないなぁ。同じく新発売のM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8も,25cmまで近づけるし。
マクロコンバーターレンズを貰って嬉しいのは,今のところ,M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を持っている人ぐらいなのでは???
E-M10の発売キャンペーンとしては,ハンドグリップECG-1をプレゼントした方が,絶対に喜ばれると思うよっ!
【関連】M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ の作例はこちら